2006-06-06

映画 : 立喰師列伝

この間の土曜日深夜から翌日曜日早朝にかけて、立喰師列伝という映画を見に、半田のコロナまで行ってきました。
わざわざ半田まで出かけたのは、この辺ではそこぐらいしか上映している館がなかったから。要は、マイナーな映画なのです。
この映画の監督は、映画攻殻機動隊の監督として、または愛地球博の「めざめの方舟」の総合演出として知られる押井守氏。その押井監督が長年温め、時に自分のかかわった作品にねじ込んできた、「立喰師」存在。文字通り立喰いを生業とする架空の人物たちを、戦後史になぞらえて真面目に、真面目なだけに面白おかしく描いた作品です。
また、この作品は写真を3DCGアニメーションとして動かす、「スーパーライブメーション」という画期的な映像手法で作成されています。
まあ、この作品は万人に受ける作品ではないでしょう。押井作品に思い入れがあるとかでないと、ひたすら下らないものに映るでしょう。わかる人だけが見ればいい映画。間違っても、彼女なんかをつれてっちゃいけません。彼女が押井作品マニアならかまいませんが。

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